まず、漕いでみようか。

ひたすら漕いで、たどり着いたら、またその先が見たくなる。

諏訪湖サイクリング

昔から何かとご縁があり、幾度も訪れる大好きな町、諏訪。

歴史や史跡、芸術や文化、食と見所が満載のスポット。

さて、今回の旅の目的は、今年4月に全線開通した「諏訪湖サイクリングロード」を走ること。ついでに自身の大好物「鰻」と「日本酒」を味わうこと。

一泊して早朝のチェックアウトということもあり、あまり予定を詰め込まず、ゆったりとサイクリングと観光を楽しむことにする。

愛車のFUJI SPARROWに、insta360x3を装着してライド。

ヨットハーバー付近から出発、反時計回りに進む。

岡谷の天竜川を渡る釜口水門から眺める赤い釜口橋。ここから諏訪湖を左手に望む開けた景観のストレートがとても気持ちいい。

途中サイクリングロードを離脱し県道16号線をまっすぐ進み、諏訪大社上社本宮を目指す。

深呼吸して神聖な空気をたっぷり吸い込んだ。

移動して昼食は「うなぎ宇迦」さんへ。

かた焼きで皮がパリパリの珍しい関西風の鰻。蒸さず、焼きの技術のみで身を柔らかくしているのだという。腹八分目で上うな重を頂いた。身の柔らかさもさることながら、タレと脂の焦げた皮の旨みが絶品。日本酒やワインも充実しており、うなぎとのマリアージュも楽しめる。次に訪れる時は夜にでもお邪魔したい。

長野県産酒で一番のお気に入り(株)宮坂醸造の蔵元ショップ「セラ真澄」。サイクルラックもあり、とても心地よい休憩スポット。真澄と言えばあらばしりなのだが時期ではないので、純米大吟醸山花(SANKA)をお土産に購入。

最後は諏訪の浮城・高島城。

今回は相棒も居たので、安全確認やペース配分を抑えたり、立ち寄りスポットも制限さざるを得なかったのだけど、目的「鰻」と「日本酒」を堪能。諏訪湖サイクリングロードも想像以上の出来栄えで大満足のサイクリングになった。
仕事がひと段落したら、今度は一人で諏訪に来ようと思う。